漫画家のみやわき心太郎氏がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りしたいと思います。
実を言うと俺はそこまでみやわき心太郎氏の漫画に詳しいというわけではなく、知っているとすればレイプマンぐらいでした。そのレイプマンを知ったきっかけスティーブ・アルビニです。
Big Black時代
アルビニは前日の日記に書いたとおり80年代半ばにBig Blackというバンドを結成し活動していました。で、そのBig Blackのアルバム、Songs About Fuckingのジャケに使われていたのがレイプマンです。
- アーティスト: Big Black
- 出版社/メーカー: Touch & Go Records
- 発売日: 1992/10/28
- メディア: CD
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Rapeman結成
まあ、その後Big Blackはうやむやのうちに解散するわけですが、その後結成するのがRapemanというバンドです。もうみやわき心太郎まんまですね。アルビニ先生どんだけ好きなのかと。そしてRapemanはTwo Nuns and A Pack Muleというアルバムをリリースします。
TWO NUNS AND A PACK MULE (TG36CD)
- アーティスト: RAPEMAN
- 出版社/メーカー: TOUCH AND GO RECORDS
- 発売日: 1988/10/21
- メディア: CD
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キム・ゴードンというのは言わずもがなSonic Youthの紅一点ベーシストでありボーカルのサーストンの妻でもあるあのキムです。日本ではこの曲に関する噂として「RapemanがSonic Youthとの対バン時にKim Gordon's Pantiesを演奏し、キレたサーストン・ムーアがアルビニをボコボコにした」というものがあるんですが、個人的にはこれはウソなんじゃないかなーと思います。なぜなら彼らの間にはそんなことで険悪にはならない友情があるから。Sonic YouthがRapemanの地元であるシカゴでライブするとき、アルビニは彼らが演奏できる場所を提供したり、あるときはRapemanがツアーをできるようSonic Youth側が手配をしたりということもあったようです。歌詞の内容から察するにアルビニがキムから泥まみれのパンティーをもらったとかそんな感じですしね。
みやわき心太郎氏の逝去をうけて、それにまつわるアルビニとSonic Youthの話を無理やりねじ込んだ日記ですが、興味があれば色々聴いてみてください。