解散の煽りとマスコミの苛立ち

マスコミの衆議院解散の煽りっていつまでやるともりなんだろうか。
10月1日に先送りと報道して、今回も先送りと報道。
うーむ。

マスコミの報道に対する公平性の欠如というものが以前より増してひどくなってきているような気がする。
新聞、媒体問わず言えることだけれど。



さきほどの報道NEXTでも先送りと報道していたのが何とも。
衆議院解散を「伝家の宝刀」として、「自らをその刀で傷つけている」と表現していたが傷つけてるのは自分自身なのでは?
もとい自爆とも言うが。
しかし、TBSらしい下品な番組作りは健在という意味ではひどくはなっていないとも言える。
この番組以外、具体的にいうと報道番組というのはどれも似たようなものなのでここらへんは構造上の問題かもしれない。



欠如という面ではアメリカのほうがひどいという意見もある。
報道姿勢、演出、規模から「アメリカの大統領選はマスコミのゲーム」と揶揄される。
そういった恣意的なひどさが表面化している点では日本の上を言っているという見方もできるかもしれない。
ただ日本のマスコミの場合、アメリカのマスコミと比べて政局などを「マスコミのゲーム」と呼べる域まで持ってこれていない。
解散と煽って日本全体を選挙を意識させる空気は作り出せても、実際その先への進展がなく「先送り」という形で自身を正当化するしかない。
そういった中途半端な立場にいるという、マスコミの苛立ちが偏見と煽りが交錯した報道に対する公平性の欠如を増長させているのかもしれない。