電場と電界、理論と技術

電磁気学というより物理全般の授業などを受けていて気づくことは「電界」のことを物理の先生たちは必ず「電場」と言うこと。
「電界」と絶対に言うことはない。
うん、確かに物理を専門としている先生方からすればやはり「電界」というのは許容し難い言葉なのかもしれない。
物理の分野では「場の理論」とは言うけど「界の理論」というのはやっぱり言わないからね。
まあ、どっちもelectric fieldの和訳には変わりはないけれど。



ちなみにfieldと称するのは空間に電界(俺は電界という言葉を使います)が存在するときに、ベクトルの様子が麦畑に似ているから。
図があると分かりやすいんだけどねー。
例えば麦の密集度E(ベクトル)に作付け面積Sをかけて畑の麦の総本数Nを数えることだと考えることができる。
これをガウスの法則で考えてみると畑の麦の総収量Nはその土地がもつ地力Q/εによって決まるともいえます。
けっこう面白くないですか?



まあ、話は戻って物理系の人間は「電場」、電気系の人間は「電界」を使うわけなんだけど、人によってはえらく強いこだわりを持ってるようで。
前、物理学科の先生が勢いで「金と力を持つ技術屋の影響力は強くて高校物理でも電界という訳を用いるが物理屋は絶対に電界とは言わない」と
力説していたのでやっぱり許し難いのか感じた。
けど物理系へ進学したかったけど結局電気系に進学した自分にとってはちょっと複雑な言葉。
自分が技術より理論がやりたいという気持ちが強いがまだ強いのかもしれない。
別に金と力を持つ技術屋になりたいというわけではないけれど。



どっちみち現代の科学は理論と技術の両輪で走行する。
電場も電界も、適材適所にでいいんじゃないかな。